新高円寺駅の商店街を歩くこと5分。
「森つ七」と書かれた大きな看板が見えてきました。
ここは昭和53年創業の喫茶店、七つ森。
創業当時から変わらない、趣のある佇まいに心が躍ります。

平日の昼過ぎ、雨の日でしたが店内はお客さんでいっぱい。
レトロかわいい照明やアンティークの家具がとってもおしゃれ。
年季の入ったソファ席は座り心地抜群で、ゆったりくつろいでしまいました。

定番メニューの昔ながらのプリンと、セットのアイスティー。
卵を感じる固めのプリンにほろ苦いカラメルが絶妙に絡みあい、つるっと美味しい。
このシンプルで素朴な味わいがたまりません。
お会計で返ってきたお釣りを見ると、なんと五円玉にかわいらしい赤いリボンが結ばれています。
「ご縁」があるように、という思いが込められているそう。
粋な心遣いに、思わずほっこり。
ごはんからデザートまでメニュー豊富で、店員さんの飾らない接客も素敵。
何度も足を運びたくなってしまいます。
昔懐かしい空間が落ち着く、とても居心地の良い喫茶店でした。
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