狭い山道を登っていくと、突如として多くの木々に囲まれたカフェが目の前に現れます。
決して良い立地とは言えないこの場所に、週末には多くの人が訪れ、ランチタイムはいつも行列ができるほどの人気店です。
建物は全てオーナーの手作りで、長い年月をかけて少しずつ作り上げたものだそう。
店内に入ると年代物の掛け時計が吊るしているなど、照明や置物など全てにおいてオーナーのこだわりが感じられ、まるでおとぎ話や絵本の中にいるかのような非日常の空間が広がっています。

名物は自作のピザ窯で焼いたこだわりのピザ。生地はパリッとしたクリスピータイプで、見た目よりもあっさりと食べることができます。
また、パスタの種類も豊富で、ペペロンチーノやカルボナーラなど定番のものから、トマトを使ったオリジナルの“赤いカルボナーラ”なども人気です。
今回はおすすめの“ナスとベーコンとほうれん草のピッツァ”とカルボナーラを頂きました。
窓の外には雄大な自然が広がり、ここにいるとまるで時間がゆっくり流れているように感じられます。

土日のみの営業で、最寄りのJR海南駅から4km以上も離れており、車以外でのアクセスは難しい場所ではありますが、雰囲気、味ともにわざわざ足を運ぶ価値のあるお店です。
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